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大学セミナーハウス50周年を祝して

昭和40年11月1日、大学セミナーハウスの落成式に、最初の企画から財団の設立に尽力され、当日は健康がすぐれず、祝電披露のみとなった日本女子大学の上代たの先生が、後日【セミナー・ハウス】第4号に、メッセージを寄せられました。
以下はその一節です。

 先生は、「今後、この丘の上でどのような新しい生命の芽がはぐくみ育てられることであろうか。どのような奇跡的そして偉大な仕事をなし得る力の基礎が築かれることであろうか。大いなる精神のめざめと躍動がここに生まれ有形無形に新しい日本を reshape し、またひいては人類の幸福と繁栄のために直接間接に貢献しうる人をこの丘の上から社会に送りだすことが出来るであろうか。私の夢は限りなく大きくひろがって行く。」とセミナーハウスの前途を祝福されました。

今、自分がセミナーハウスの50周年を心から喜んでいる一人として、しみじみとした充足感を味わっています。感謝。
大学セミナーハウス元食堂業務課長、千人会会員
酢屋 善元