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開館50周年を祝して

開館50周年記念お祝い申し上げます。

飯田さんが館長だった初期の頃、「科学と社会」に関するテーマだったと記憶していますが、シンポジュウムが企画され、私もグループ指導の一人として参加しました。
現役の若手だった私は、参加した学生さん達と熱の籠った討論を続けました。現在たまたま「科学者の社会的責任」ということに関心があって、資料を読んだり、メモをとったりしていますが、その当時のことを思い出します。
その時のグループの学生だった一部の方々とは今でも親しくしております。

ところで、現代は第4次産業革命の時代と言われています。今後、AI技術と生命(特にヒトの)科学は急速な展開を遂げ、それに伴って、「ヒトとは何か」・「生命とは何か」をあらためて問い直さざるを得ないことになるでしょう。
こんなことをテーマにした企画があってもいいのではないでしょうか。
国際基督教大学名誉教授、千人会会員
勝見 允行