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セミナーハウスでの心に残る様々な「出会い」

開館50周年。その間、約20年近く、ほぼ毎年約20名のゼミ学生と共に秋の合宿を行った。
豊かな自然の中、地の利も良く(中大に近く、都心から電車で1時間ほど)他では得られない様々な「出会い」があり私達の宝庫である。
合宿初日、地元の白山神社周辺で自然観察をし、帰りに水子地蔵に立寄り、昔の暮らしに想いをはせた。
翌日、2㎞程離れた小学校での子供達との交流は宝物だった。 ゼミでは、半年間、合宿について議論をして役割を決め(全体に目を配る幹事や会計係、交流係は副校長先生との事前打ち合わせ、その他、行動計画、パンフレット係等)全員の組織的行動で合宿を成功させた。
当日は一切、教員は手伝わなかった。学生主体も活動でこそ、様々な「出会い」があり、見違える程に生き生きとした姿を見せてくれた。
中にはその後(小学校教員免許を取得)教員として活躍している人もいて、今でも強く心に焼き付いている。

今後も「学び」や「活動の場」である事を期待している。
中央大学元教授、千人会会員
甲斐 義幸