第2回吉笑ゼミ。
――知る喜び、知られる喜び。――
実施報告
期間 | 平成29年9月2日(土) |
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場所 | 東京大学福武ラーニングシアター |
主催 | 公益財団法人大学セミナーハウス |
参加状況 : 102名(4大学)
東京大学(2)、学習院大学・筑波大学・中央大学(各1)、高校生(1)、専門学校生(1)、他(94)
吉笑ゼミとは
落語家・立川吉笑がお届けする一風変わった落語会。その道の第一人者から、同年代の若手研究者まで、様々なゲスト=講師をお招きし、本気の講義をしてもらいます。講義で学んだことをレポート用紙よろしく落語で提出。大学を一年で中退した立川吉笑の、遅すぎるゼミ活動。
演者:立川吉笑
[プロフィール] 2010年11月、立川談笑に入門。わずか1年5ヶ月のスピードで二つ目に昇進。「立川流は、〈前代未聞メーカー〉であるべき」をモットーに気鋭の若手学者他をゲストに迎えた『吉笑ゼミ』の主宰や、50週間連続独演会の開催など、業界内外の注目を集める。メディアへの露出も増えており、現在、NHK・Eテレ『デザインあ』、ネット配信『WOWOWプラスト』 などにレギュラー出演中。『中央公論』にて「炎上するまくら」を連載中。公式HP:tatekawakisshou.com
ゲスト講師:森田真生
講義:「数のメカニズム」
[プロフィール] 1985年、東京都生まれ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で執筆・研究活動を続ける傍ら、全国各地で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」「数学ブックトーク」など、数学に関するライブ活動を行っている。デビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。編著に『数学する人生』(新潮社)がある。
今年度の「吉笑ゼミ」は、会場を東京大学本郷キャンパスの情報学環・福武ホールに移して、103名の参加者を得て実施した。なお、本ゼミを実現するまでに東京大学情報学環准教授・原田至郎氏と桜美林大学ビジネスマネジメント学群講師・有賀清一氏には多大なご協力をいただきました。ここに改めて謝意を表したい。
ゼミは、立川吉笑氏が落語を1席披露。続いて『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞した独立研究者の森田真生氏が「数のメカニズム」と題する講義を1時間ほど行った。その講義を聞いて立川吉笑氏が即興の落語を披露した。最後に、森田氏と吉笑氏が対論を展開した。大学の教室と寄席が共存する独特の空間・雰囲気の中で数学の面白さを落語を通して知ることができた。
参加者からは、「一寸先が読めない展開で刺激的でした!」「知的興奮とはこのこと。ぜひ今後も続けてほしい。」との感想が寄せられた。
ゼミは、立川吉笑氏が落語を1席披露。続いて『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞した独立研究者の森田真生氏が「数のメカニズム」と題する講義を1時間ほど行った。その講義を聞いて立川吉笑氏が即興の落語を披露した。最後に、森田氏と吉笑氏が対論を展開した。大学の教室と寄席が共存する独特の空間・雰囲気の中で数学の面白さを落語を通して知ることができた。
参加者からは、「一寸先が読めない展開で刺激的でした!」「知的興奮とはこのこと。ぜひ今後も続けてほしい。」との感想が寄せられた。