憲法を学問する I
実施報告
▷ 憲法を学問する I 開催要項
【講師】(敬称略)
樋口 陽一(東京大学名誉教授・東北大学名誉教授)
石川 健治(東京大学法学部教授)
蟻川 恒正(日本大学大学院法務研究科教授)
木村 草太(首都大学東京法学系教授)
宍戸 常寿(東京大学法学部教授)
【内容】
初日の樋口陽一氏と石川健治氏との師弟による対論は、樋口氏の視野の広さが伺えるとともに、次のパネルディスカッションとも響きあう高密度の議論が繰り拡げられ、会場の参加者はスタートから魅了された。
続いて行われた各分科会講師によるパネルディスカッションでは、まさに打合せで流れが作られた議論ではありえない、リアルタイムの議論が展開される場に居合わせるスリルと興奮を体験することができた。これがその後の分科会への強力な道筋となったことは言うまでもない。
2時間弱におよぶ分科会は、そのまま夕刻からのフリートークの場に引き継がれ、参加者は著名な講師陣を囲んで夜の更けるのも忘れて話し合うことができた。参加者からは「垣根なく自由な会話ができ有意義だった」、「先生方は思った以上に気さくに接してくださり、本当に楽しかった」、「有名な先生ばかりで舞い上がってしまい、どうしたら良いかわからず食べ過ぎてしまった」などの声が寄せられた。
二日目は参加者による分科会報告。学生、社会人がそれぞれ発表したが、どの分科会の報告も論点をしっかりまとめることができていた。その後の講師との質疑応答も引き続き熱気あふれるものとなり、質問者からは、「拙い自分の質問の意味を深めて受け止めてくださり、真摯に答えてくださったことに感謝します」との感想が寄せられた。
最後に、参加者からの「いつまでも続けばいいと思いました。このような機会を設けてくださって感謝します」との言葉を講師の先生方にお伝えするとともに、開館50周年の節目のセミナーの報告とさせていただきたい。
期間 | 平成26年6月11日(土)~12日(日) |
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場所 | 大学セミナーハウス (東京都八王子市下柚木1987-1) |
主催 | 公益財団法人大学セミナーハウス |
参加状況 :60名
社会人:33名
学生:27名(九州大学、上智大学、中央大学、東京大学、東洋大学、福島大学、放送大学、北海道大学、四日市大学、立命館大学、早稲田大学)(五十音順)
セミナー実施風景
お問合わせ先
(担当:セミナーグループ)
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