武漢学院優秀教員訪日団をお迎えして

 2019年7月26日、中国武漢学院優秀教員訪日団一行が来館され、当法人荻上紘一理事長が「日本における高等教育の現状と課題―大学評価の視点から」をテーマに講演しました。
 荻上紘一理事長は東京都立大学元総長、大学評価・学位授与機構名誉教授で日本の高等教育事情、特に大学の質保証について極めて詳しい教育者であり、荻上理事長の講演を聞いた中国の皆様から「日本の大学入試が中国と違う」「日本の学生の勉強時間が少なすぎ」「日本の大学評価が緻密だ」などの感想が示されるとともに、活発な質疑応答がなされました。

講演に聞き入る参加の皆様

講演を終えて理事長と歓談

 皆様全員が初めての訪日ですが、日本の大学を自分の目で見て日本の教育事情を聞き、特に日本では私立大学と国公立大学と同格の地位にあることなどを知り、この度の日本訪問が有意義であったと笑顔で話してくださいました。
 左は、武漢学院優秀教員訪日団の皆様と講演をした荻上理事長、講演の通訳を務めた孫国際部門長との記念写真です。

武漢学院キャンパスの空撮写真

武漢学院(WUHANCOLLEGE)は、2003年に設立された中国の私立大学で、創立者は中国の大きなIT企業騰訊の創業者の一人であり、騰訊公益慈善基金会発起人、一丹奨学金創始者である陳一丹先生です。
武漢学院は会計学院、金融与経済学院、管理学院、信息工程学院、法学院、外国語学院、芸術与メディア学院、通識教育課部等の七つ学院があり、13,000人あまりの学生が在籍しています。