ご利用者の声

武蔵野大学教育学部教育学科新入生オリエンテーション

利用者 武蔵野大学教育学部教育学科様
利用期間 2022年4月5日(火)〜4月6(水)
利用内容 新入生オリエンテーション
利用施設 さくら館(宿泊) 講堂

大学セミナーハウスより

 武蔵野大学教育学部教育学科様には新入生に加えて上級生と教育学科の全先生、合わせて約140名に1泊2日でご利用いただきました。ありがとうございました。
 ご利用後に副学長であり教育学部長でもあります上岡 学先生からメッセージをいただきましたので掲載させていただきます。またのご来館を心よりお待ちしております。

利用者メッセージ


宿泊型オリエンテーションプログラムと大学セミナーハウス

武蔵野大学副学長・教育学部長
上岡 学

開校式

1.宿泊型オリエンテーションプログラムの目的
新型コロナ禍の今、武蔵野大学教育学部教育学科は新入生に対して最も大切なことを「集う(つどう)こと」と考え、1泊2日宿泊型オリエンテーションプログラムを考えました。
集うことは、教育や生きることに大切な「3つの間(時間・空間・仲間)」をすべて満たします。そして、今年度の新入生は高校時代新型コロナの影響で、3つの間の体験(集う体験)が大変少ない高校生活を送ってきた人たちです。教育学科としては、その大切さを実感させたいと考えました。そして集う時間をできるだけ確保できる宿泊型がよいということになり実施いたしました。

2.大学セミナーハウスの魅力
いくつかの候補の中で、会場を分散でき、グラウンドがあり、食事や宿泊施設や料金も満足いく施設として最適であったのが大学セミナーハウス(八王子市)でした。特にありがたかったことはコロナ禍のため、いつキャンセルになるかわからない状況ですが、直前までキャンセルを受け付けてくれるということで安心して予約できました。
加えて、東京にもかかわらず自然豊かな立地であることや建築家である吉阪隆正(ル・コルビュジエの弟子)の設計による建造物を鑑賞できることは大きなボーナスポイントです。
 
3.内容(2022年4月5日~6日:1泊2日)
現地集合、現地解散として1泊2日4プログラムで構成されています。
(開校式:13:30~13:45)
(プログラム1)1日目午後前半(14:00~15:30)クラスレクリエーション
(プログラム2)1日目午後後半(15:30~17:00)全体レクリエーション
(プログラム3)1日目夕食後(20:00~22:00)パソコン使用と学科相談
(プログラム4)2日目午前(9:30~11:30)履修登録サポート
(閉校式:13:45~14:00)

クラスレクリエーション

全体レクリエーション

夕食

パソコン使用と学科相談

履修登録サポート

閉校式1

閉校式2

集合写真(満開の枝垂れ桜を背景に)

4.成果
成果は期待以上のものでした。新入生は入学式前後の緊張から解放され、自然豊かな八王子で和やかに緩やかな時間の中で少しずつつながり合っていきました。宿泊を含めた長時間だから得られたものは数多く、キャンパスのみの場合の何か月分にも相当します。
開校式のときの期待と不安が入り混じった表情から閉校式のときの満足と希望に満ちた表情の変化がこのプログラムの成果を物語っています。どこの大学も新型コロナ対応や行事の効率化ということからこのようなプログラムは縮小傾向にあります。しかし、そのような今だからこそ、未来の社会を担う学生にとって何が大切かあらためて考え、独自の取り組みを考えてほしいと思います。その一つとして、本学科の取り組みを紹介し、参考にしていただければと思います。