セミナー・イベント

第6回新任教員研修セミナー

実施報告

2016年(平成28年)9月5日(月)~9月7日(水)の2泊3日で、第6回新任教員研修セミナーが開催された。

第6回新任教員研修セミナー開催要項

【講師】
 安岡 高志氏(立命館大学教育開発支援機構教授)
 佐藤 順子(大学セミナーハウス所属SPAファシリテーター)
 有賀 清一(桜美林大学ビジネスマネジメント学群専任講師)
 村山 光子(明星学苑法人本部企画部課長)

【内容】
 今回の2泊3日のセミナーでは、「アクティブラーニング初日は参加者と講師の交流を通してアクティブラーニングを体験的に学び、それぞれの教育実践につなげることを目的として、全国の国・公・私立大学の30~40代を中心とする教員が参加した。
 初日は、「アクティブラーニングに向けた関係性作り」と題し、講師の佐藤順子氏により屋内・外で心と体のウオーミングアップが行われ、参加者同士の協力関係を構築することができた。
 2日目は、立命館大学の安岡高志氏による「自己点検・評価(PDCAサイクル)」の講演では、ご自身の経験に基づく授業展開方法や成績評価に対する新たな視点が紹介された。
 同じく2日目の「アクティブラーニング講座」では、「問題意識の改善と授業改善」(史委員)、「多様な学習方法を前提とした効果的な授業運営方法」(荒木委員)をテーマにグループワークが行われた。
 3日目の「シンポジウム」では、有賀清一氏からは「学生の参加を引き出す学習環境構築の取り組みPart2」と題し、電子書籍を使った授業方法の紹介がされた。江夏氏からは「学習支援に果たす図書館の役割」と題し、自身の大学での図書館の活用が紹介された。村山氏からは「対応が困難な学生理解のために――合理的配慮を踏まえて――」と題し、大学として組織的に対応困難な学生に対する取組み事例が紹介された。
 参加者からは、「アクティブラーニングの内容はもちろん、多彩な内容で期待以上に充実した研修だった。授業で活用できそうなテクニックから、効果的に導入できそうな工夫まで、実り多い有意義なセミナーだった」など満足できるセミナーだったとの声が寄せられた。