第15回大学教員研修セミナー「アクティブ・ラーニングと生成AI,変貌する大学像」
実施報告
| 開催形式・日程 | ①オンデマンド講義の視聴 7月10日(木)配信開始 ②オンラインセミナー開催(Zoom) 8月5日(火)12:50~15:45 ③対面セミナー(1泊2日) 8月18日(月)~19日(火) |
|---|---|
| 対象 | 国公私立大学で授業を担当する大学教員(非常勤講師を含む) |
| 会場 | オンライン:Zoomミーティングルーム 対面:公益財団法人大学セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1) |
| 主催 | 公益財団法人 大学セミナーハウス |
参加状況 : 14校(23名)
ものつくり大学(2名)、沖縄県立看護大学(2名)、大阪物療大学(2名)、京都橘大学(1名)、国士舘大学(2名)、駒澤大学(1名)、静岡産業大学(1名)、駿河台大学(5名)、創価大学(1名)、千葉商科大学(1名)、福岡工業大学(1名)、防衛大学校(2名)、前橋工科大学(1名)、明星大学(1名)
開催趣旨
アクティブ・ラーニングと生成AI,変貌する大学像
2011年に始まった新任教員研修セミナーは,「新任教員ではないが参加したい」という声に応え,15回目を迎える今回から,大学教員研修セミナーとして再出発することになりました。新任教員のみならず,中堅やベテラン教員の参加を広く歓迎し,世代を超えたより深い学びの場を提供することを目指しています。
こうした移行を受けて,今回は,相互に関連しながらもレイヤーが異なる2つのテーマを設定しました。
テーマの一つは,前回に引き続き,コロナ禍以降の高等教育におけるアクティブ・ラーニングと生成AIの教育的活用についての議論を掘り下げます。アクティブ・ラーニングは大学教育でその重要性が認識され,一定の普及を見せていますが,質的深化は今後の課題です。対面とデジタルを組み合わせた新しいアクティブ・ラーニングの実現が求められることに加え,教育における生成AIの光と影を見極めつつ,その具体的な活用方法について検討を深めます。
もう一つのテーマは,大学と社会の関係を改めて問い直すことです。地方の大学は18歳人口の減少に加え,若者の大都市圏への流出という課題に直面しています。地元の高校生を受け入れて自治体や企業と連携して育て,地域の担い手として輩出するハブ(hub)としての役割を,大学はいかにして担うことができるのでしょうか。また,不確実な変化の時代に真摯に向き合う大学は,これまでとは異なる,新たなリベラルアーツ教育の構築に力を注いでいます。
こうした「高大社連携」の取り組みや「新たなリベラルアーツ教育」の模索は,今日の変貌する大学像を象徴するとともに,生成AIを活用するアクティブ・ラーニング型授業が実践される文脈を形作っています。
大学セミナーハウスでは,教員間の交流を促進し,日本の大学教育の質向上に寄与することを目的としています。本セミナーでは,関連するオンデマンド講義やオンラインセミナー,1泊2日の対面合宿を組み合わせ,教員同士がともに学び,成長できる場を用意いたしました。皆様の積極的なご参加を,心よりお待ちしております。(運営委員長 菊地滋夫・運営委員 福山佑樹)
こうした移行を受けて,今回は,相互に関連しながらもレイヤーが異なる2つのテーマを設定しました。
テーマの一つは,前回に引き続き,コロナ禍以降の高等教育におけるアクティブ・ラーニングと生成AIの教育的活用についての議論を掘り下げます。アクティブ・ラーニングは大学教育でその重要性が認識され,一定の普及を見せていますが,質的深化は今後の課題です。対面とデジタルを組み合わせた新しいアクティブ・ラーニングの実現が求められることに加え,教育における生成AIの光と影を見極めつつ,その具体的な活用方法について検討を深めます。
もう一つのテーマは,大学と社会の関係を改めて問い直すことです。地方の大学は18歳人口の減少に加え,若者の大都市圏への流出という課題に直面しています。地元の高校生を受け入れて自治体や企業と連携して育て,地域の担い手として輩出するハブ(hub)としての役割を,大学はいかにして担うことができるのでしょうか。また,不確実な変化の時代に真摯に向き合う大学は,これまでとは異なる,新たなリベラルアーツ教育の構築に力を注いでいます。
こうした「高大社連携」の取り組みや「新たなリベラルアーツ教育」の模索は,今日の変貌する大学像を象徴するとともに,生成AIを活用するアクティブ・ラーニング型授業が実践される文脈を形作っています。
大学セミナーハウスでは,教員間の交流を促進し,日本の大学教育の質向上に寄与することを目的としています。本セミナーでは,関連するオンデマンド講義やオンラインセミナー,1泊2日の対面合宿を組み合わせ,教員同士がともに学び,成長できる場を用意いたしました。皆様の積極的なご参加を,心よりお待ちしております。(運営委員長 菊地滋夫・運営委員 福山佑樹)
チャットツールSlack:講師と受講生の情報共有の場を活用
講師と参加者の情報交換の場(チャットツールSlack)をご提供しました。
Slack上に予めチャンネルを用意し、参加と同時に各チャンネルのメンバーとして参加していただきます。
◇「〇セミナー関連連絡」:セミナーに関するご連絡、変更事項等を掲載。
◇「〇自己紹介」:参加いただいたら、まずはこちらで簡単な自己紹介をお願いしました。
◇「~-講師名」:オンデマンド講義のURLをはじめ、各講師に対する質疑応答用のチャンネルです。
チャットツールSlackを使用した情報共有について、参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「チャットツールSlackは初めて利用しましたが、操作もしやすく、気軽に情報共有ができるもので、とても満足しております。」「初めてのSlackでしたが、学修しやすかったです。」「個人的にはSlackはとても使いやすいツールなのでGoodなのですが、ユーザー側の慣れの問題なのか、なかなか活発なコミュニティになりづらいですね。(いつも悩みどころです)」「Slackは、メールと異なり埋もれることがないため、再確認するうえでもメリットがありますが、最初はとまどいがありました。都度、事務局の方よりメールフォローがあり、ありがとうございました。」などの感想をいただきました。
Slack上に予めチャンネルを用意し、参加と同時に各チャンネルのメンバーとして参加していただきます。
◇「〇セミナー関連連絡」:セミナーに関するご連絡、変更事項等を掲載。
◇「〇自己紹介」:参加いただいたら、まずはこちらで簡単な自己紹介をお願いしました。
◇「~-講師名」:オンデマンド講義のURLをはじめ、各講師に対する質疑応答用のチャンネルです。
チャットツールSlackを使用した情報共有について、参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「チャットツールSlackは初めて利用しましたが、操作もしやすく、気軽に情報共有ができるもので、とても満足しております。」「初めてのSlackでしたが、学修しやすかったです。」「個人的にはSlackはとても使いやすいツールなのでGoodなのですが、ユーザー側の慣れの問題なのか、なかなか活発なコミュニティになりづらいですね。(いつも悩みどころです)」「Slackは、メールと異なり埋もれることがないため、再確認するうえでもメリットがありますが、最初はとまどいがありました。都度、事務局の方よりメールフォローがあり、ありがとうございました。」などの感想をいただきました。
オンデマンド講義
7月10日(木)~、SlackよりYouTubeのURLを公開しました。(動画は限定公開)
講義資料と課題も併せて公開しました。
※講義5については、オンラインセミナーでのセッションを行いません。
講義資料と課題も併せて公開しました。
※講義5については、オンラインセミナーでのセッションを行いません。
【講義1】大学生が通ってきた環境、出て行く社会
藤井恒人(東京農工大学グローバル教育院教授)
いわゆる“Z世代”の最近の大学生が育った社会環境、受けてきた教育、入試制度を整理し、その特徴を確認する。一方で、やがて彼らが出て行くことになる社会、特に就活の状況をふまえ、社会で求められる主体性、コミュニケーション力など、大学生活を通して身につけるべき能力について考えていきたい。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「ここ数年の学生の気質の変化に対応した指導については、前任校でも何かと議論をしてきたのですが、見聞きしてきた内容を分かりやすく、かつプラスαの情報を加えて解説してくださったので、再確認およびセミナー参加への心構えが出来ました。」「アクティブ・ラーニングやAIの学生の取り組みについての立ち位置、そういったものを非常に学ぶことが多く、そして大変楽しい時間をいただきました。」「学生の背景を知ることができ、価値観の違いを念頭に入れて授業や学修・就職支援を行えるエッセンスを頂きました。資料が分かりやすく、迷ったときに資料を読み返して日々の学生対応に活かしていきたいです。」「最近の学生について、以前の学生とは違う傾向があるなと感じていたが、その疑問の原点について整理し、解決するための糸口がわかる内容で、とても素晴らしい内容でした。」などの感想をいただきました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「ここ数年の学生の気質の変化に対応した指導については、前任校でも何かと議論をしてきたのですが、見聞きしてきた内容を分かりやすく、かつプラスαの情報を加えて解説してくださったので、再確認およびセミナー参加への心構えが出来ました。」「アクティブ・ラーニングやAIの学生の取り組みについての立ち位置、そういったものを非常に学ぶことが多く、そして大変楽しい時間をいただきました。」「学生の背景を知ることができ、価値観の違いを念頭に入れて授業や学修・就職支援を行えるエッセンスを頂きました。資料が分かりやすく、迷ったときに資料を読み返して日々の学生対応に活かしていきたいです。」「最近の学生について、以前の学生とは違う傾向があるなと感じていたが、その疑問の原点について整理し、解決するための糸口がわかる内容で、とても素晴らしい内容でした。」などの感想をいただきました。
【講義2】反転授業の概念整理と授業デザイン
澁川幸加(中央大学文学部特任助教/教育力研究開発機構研究員)
本講義では、反転授業の概念と授業デザインに関する知見を提供します。反転授業は、考え方はシンプルですが、その実践には工夫が必要です。反転授業を手がかりに、授業内・外や、同期・非同期の学習の組み合わせを考えるきっかけを提供します。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「反転授業の定義および実践方法について、事例を挙げながら明確に解説してくださり、深く理解することができました。講義資料は手元に置いておき、今後に活かしていきたいと存じます。」「今後自分の講義をデザインしていくうえで多大な示唆を得た。」「とても有意義で実り多き講義でした。」「これまでの私の講義は一方的な講義であることに気づき、この講義は目から鱗でした。今後取り入れていきたいと思います。」などの感想をいただきました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「反転授業の定義および実践方法について、事例を挙げながら明確に解説してくださり、深く理解することができました。講義資料は手元に置いておき、今後に活かしていきたいと存じます。」「今後自分の講義をデザインしていくうえで多大な示唆を得た。」「とても有意義で実り多き講義でした。」「これまでの私の講義は一方的な講義であることに気づき、この講義は目から鱗でした。今後取り入れていきたいと思います。」などの感想をいただきました。
【講義3】アクティブ・ラーニングの理論と実際
福山佑樹(関西学院大学ライティングセンター教授)
アクティブ・ラーニング (AL) は高等教育において定着してきているが、効果的なALを実施するためには、背景などを含めて基本的な考え方を理解し、その必要性を教員が再確認することが重要である。
本セッションではAL の理論と実践例を紹介し、生成AI時代の授業に効果的にALを取り入れるためのヒントを提供する。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「担当の演習では、解説→グループワーク→発表→振り返りをしていますが、これまで独断で実施していたため、正しいやり方なのか不安がありました。講義では、その他のALの類型を解説してくださっており、早速授業に活用したいと存じます。」「現在の自分の授業に対する取り組みをどのように改善していくべきかについて具体的に考えることが出来、大変有意義であった。」「後学期の演習に取り入れていきたいと思います。解説も理解しやすい説明で教員初心者の私としては、有難い内容でした。」「アクティブ・ラーニングは、上手く出来てはいませんでしたが、これまでにも個人的にはある程度実践しておりましたが、、あらためてアクティブ・ラーニングの本当の意味と、アクティブ・ラーニングの進め方などについて、しっかりと理解することができるものでした。」などの感想をいただきました。
本セッションではAL の理論と実践例を紹介し、生成AI時代の授業に効果的にALを取り入れるためのヒントを提供する。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「担当の演習では、解説→グループワーク→発表→振り返りをしていますが、これまで独断で実施していたため、正しいやり方なのか不安がありました。講義では、その他のALの類型を解説してくださっており、早速授業に活用したいと存じます。」「現在の自分の授業に対する取り組みをどのように改善していくべきかについて具体的に考えることが出来、大変有意義であった。」「後学期の演習に取り入れていきたいと思います。解説も理解しやすい説明で教員初心者の私としては、有難い内容でした。」「アクティブ・ラーニングは、上手く出来てはいませんでしたが、これまでにも個人的にはある程度実践しておりましたが、、あらためてアクティブ・ラーニングの本当の意味と、アクティブ・ラーニングの進め方などについて、しっかりと理解することができるものでした。」などの感想をいただきました。
【講義4】生成AI時代のデジタルファシリテーション
田原真人(IAF JAPAN 理事、参加型社会学会理事、デジタルファシリテーション研究所代表)
学習者主体の学びでは、教師の役割は壇上の賢人からファシリテーターへと役割を変えます。さらに、対面とオンライン、同期と非同期のコミュニケーションを組み合わせたデジタルファシリテーションへと展開してきましたが、生成AIによってさらなる地平が開かれつつあります。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「今回参加した理由の一つである生成AIの進化に対する指導方法の活用について、想像を超えたデジタルファシリテーションという方法について、分かりやすく解説くださり、これを知っただけでも参加した意義がありました。」「生成AIについては、個人的には懐疑的な存在でしたが、あらためて、生成AIの意義、現在の存在価値とこれからの付き合い方などについて、再確認することができ、真の理解に繋げることができました。」「短い時間の講義で示唆に富む内容がたくさんで勉強になりました。 講義では未来予想的な内容のお話が中心であったかと思いますが、それらのより具体的な内容をさらに知りたいと感じました(例えば、これからの教員はファシリテータでなく、ナビゲーターになるというお話における後者の意味内容など)。」「生成AIの現在と教育との関係性の理解が深まりました。生成AIに対して苦手意識を持つのではなく共創できるようにできることから授業や日々の業務改善に活かしていきたいです。」などの感想をいただきました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「今回参加した理由の一つである生成AIの進化に対する指導方法の活用について、想像を超えたデジタルファシリテーションという方法について、分かりやすく解説くださり、これを知っただけでも参加した意義がありました。」「生成AIについては、個人的には懐疑的な存在でしたが、あらためて、生成AIの意義、現在の存在価値とこれからの付き合い方などについて、再確認することができ、真の理解に繋げることができました。」「短い時間の講義で示唆に富む内容がたくさんで勉強になりました。 講義では未来予想的な内容のお話が中心であったかと思いますが、それらのより具体的な内容をさらに知りたいと感じました(例えば、これからの教員はファシリテータでなく、ナビゲーターになるというお話における後者の意味内容など)。」「生成AIの現在と教育との関係性の理解が深まりました。生成AIに対して苦手意識を持つのではなく共創できるようにできることから授業や日々の業務改善に活かしていきたいです。」などの感想をいただきました。
【講義5】困難を抱える学生の理解のために~大学におけるダイバーシティと発達障害のある学生への支援~
村山光子(明星大学非常勤講師、明星中学校・高等学校事務長)
最新の日本学生支援機構の調査(R5年度)によれば、発達障害のある学生は全国で11,706名となり、5年前の約2倍に達する。急増する発達障害学生の支援について、対応に苦慮する教職員も少なくない。大学におけるダイバーシティという視点とともに、発達障害学生への具体的な支援策を紹介し、様々な学生が共に学ぶ環境づくりについて皆さんと考えたい。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「合理的配慮については、前任校でも対応に苦慮しており、その場その場の手探り状態でした。講義では、具体的な支援策を紹介してくださり、とても参考になりました。」「現状、支援を要する学生と関わることがありますが、個人的に初めての経験です。大学と教員が、対象となる学生(発達障害のある学生など)とどのように向き合い、支援することができるのか、理解することができました。」「昨年から教員していて直面している課題であったため、講義に一つ一つが有意義な内容で参考になる講義でした。」「定義が明確になった。発達障害のある学生への理解に努めたい。」などの感想をいただきました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「合理的配慮については、前任校でも対応に苦慮しており、その場その場の手探り状態でした。講義では、具体的な支援策を紹介してくださり、とても参考になりました。」「現状、支援を要する学生と関わることがありますが、個人的に初めての経験です。大学と教員が、対象となる学生(発達障害のある学生など)とどのように向き合い、支援することができるのか、理解することができました。」「昨年から教員していて直面している課題であったため、講義に一つ一つが有意義な内容で参考になる講義でした。」「定義が明確になった。発達障害のある学生への理解に努めたい。」などの感想をいただきました。
【講義6】地域連携および地域貢献活動を取り入れた教育プログラム
丸山実子(島根大学人材育成・キャリアデザイン部門長・准教授)
地域貢献を志す学生に対し、地域特性を取り入れた教育プログラムを構築した。実際に持ち込まれる地域の悩みを、学生と共に解決する方策に組立て、正課外におけるプロジェクトとして成立させ、これまで以上の教育プログラムとして構築した。学内組織運営を整え、地域と学生を繋ぎ、実現させるまでの手順と成果をお伝えする。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「今後ますます重要になるであろう地域連携ですが、これまで自身の授業では、実施しようにもなかなか実現することができませんでした。手順と成果について分かりやすく解説してくださり、心構えができました。」「大学の地域貢献の実例がわかりやすかった。」「個人的には、地域連携や地域貢献活動に直接携わることはありませんでしたが、例えば、産学官の連携などは重要な要素ではないかと感じたりすることはありましたが、OBの存在ということは意識はなかったです。新しい気づきを得ました。」「地域と共に学生を育てる教育プログラムを知ることができ、自部署でも地域貢献活動の手立てとして参考にしていきたいと思います。」などの感想をいただきました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「今後ますます重要になるであろう地域連携ですが、これまで自身の授業では、実施しようにもなかなか実現することができませんでした。手順と成果について分かりやすく解説してくださり、心構えができました。」「大学の地域貢献の実例がわかりやすかった。」「個人的には、地域連携や地域貢献活動に直接携わることはありませんでしたが、例えば、産学官の連携などは重要な要素ではないかと感じたりすることはありましたが、OBの存在ということは意識はなかったです。新しい気づきを得ました。」「地域と共に学生を育てる教育プログラムを知ることができ、自部署でも地域貢献活動の手立てとして参考にしていきたいと思います。」などの感想をいただきました。
【講義7】AI時代における21世紀型リベラルアーツ教育の革新と実践
杉森公一(北陸大学高等教育推進センター長・教授)
本講義では、AI時代に対応した21世紀型リベラルアーツ教育の必要性と、その具体的な実践方法について探求します。AIプルーフ教育の概念と、大学基準協会の調査研究をベースに、現代社会が求める人材育成の在り方を考察します。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「担当科目の授業デザインを改善するにあたり、教育内容、教材、授業形態、教授法が重要であることを実践方法を挙げて解説してくださったお陰で、どこから手をつけてよいのかを整理、理解することができました。」「率直に、大変難しい内容ではありました。ただし、これからのAI時代を見据えた新しい教育の在り方について、どのように実践する必要があるのか、そしてその関連性について、整理することができました。」「キャリアパス的に成功している方のお話だった。」「AIを活用した教育のエッセンスが少しですが理解できたように感じます。AIと共に生きたいる社会、学生たちへの教育を念頭に入れて日々の対話や授業改善を行っていきたいです。」などの感想をいただきました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「担当科目の授業デザインを改善するにあたり、教育内容、教材、授業形態、教授法が重要であることを実践方法を挙げて解説してくださったお陰で、どこから手をつけてよいのかを整理、理解することができました。」「率直に、大変難しい内容ではありました。ただし、これからのAI時代を見据えた新しい教育の在り方について、どのように実践する必要があるのか、そしてその関連性について、整理することができました。」「キャリアパス的に成功している方のお話だった。」「AIを活用した教育のエッセンスが少しですが理解できたように感じます。AIと共に生きたいる社会、学生たちへの教育を念頭に入れて日々の対話や授業改善を行っていきたいです。」などの感想をいただきました。
オンラインセミナー(Zoom)<8月5日(火)12:50~15:45>
今回のテーマ「アクティブ・ラーニングと生成AI 変貌する大学像」の主旨説明、および【ブレイクアウトセッションⅠ~Ⅲ】を通して参加者と運営委員の顔合わせを行い、【ハーベスト】でその内容をシェアしました。
◇ブレイクアウトセッションについて
オンデマンド講義を提供していただいた講師の下、追加講義と質疑応答を行います。
参加者は、各自選択してroomに入室します。
進行ファシリテータとして、各room毎に、運営委員に配置していただきました。
※ブレイクアウトセッションの各roomの担当講師は以下の通りです。
ブレイクアウトセッションⅠは、room➀澁川幸加先生(講義2)、room②丸山実子先生(講義6)
ブレイクアウトセッションⅡは、room③田原真人先生(講義4)、room④杉森公一先生(講義7)
ブレイクアウトセッションⅢは、room⑤福山佑樹先生(講義3)、room⑥藤井恒人先生(講義1)
課題や悩み、アイデアを出しあい意見交換することで、徐々に和やかな雰囲気になりました。次回対面セミナーに繋がる良い機会となったようです。
各セッションの講師の先生方、ファシリテータを務めていただいた運営委員講師の皆様に感謝申し上げます。
参加者からは、「オンデマンド講義を聞いた先生方のご意見や現在の悩みなどを共有することで、対面セミナー参加前の確認と心構えができました。」「オンデマンドの教育のみでは理解不十分なところをしっかりフォローして頂けたと思う。」「参加したセッションひとつひとつが学びでした。講師の先生方のファシリテートに安心感を感じ、参加されている先生方の発言に気づきを得ることができました。」などの感想をいただきました。
★なお、他のroomの方の内容をご覧いたけるよう、ブレイクアウトセッションの各roomの録画をSlackのチャンネルに掲載しました。
◇ハーベストについて
各ブレイクアウトセッションでの収穫を、全体会で発表しシェアしました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「対面セミナーで何を学びたいのかを先生方と共有することができ、参加前の不安を解消することができました。」「オンラインであること。また、時間にも制約がありますので、様々な議論はできましたが、もっともっと議論を尽くしたくなるところで、終了となりましたが、一定程度の結論を導きたすところまで出来たと思います。ただし、それ以上の議論は、対面の研修で行うことができるところまで導き出せたので、対面での議論が待ち遠しくなるものでした。」との感想をいただきました。
◇ブレイクアウトセッションについて
オンデマンド講義を提供していただいた講師の下、追加講義と質疑応答を行います。
参加者は、各自選択してroomに入室します。
進行ファシリテータとして、各room毎に、運営委員に配置していただきました。
※ブレイクアウトセッションの各roomの担当講師は以下の通りです。
ブレイクアウトセッションⅠは、room➀澁川幸加先生(講義2)、room②丸山実子先生(講義6)
ブレイクアウトセッションⅡは、room③田原真人先生(講義4)、room④杉森公一先生(講義7)
ブレイクアウトセッションⅢは、room⑤福山佑樹先生(講義3)、room⑥藤井恒人先生(講義1)
課題や悩み、アイデアを出しあい意見交換することで、徐々に和やかな雰囲気になりました。次回対面セミナーに繋がる良い機会となったようです。
各セッションの講師の先生方、ファシリテータを務めていただいた運営委員講師の皆様に感謝申し上げます。
参加者からは、「オンデマンド講義を聞いた先生方のご意見や現在の悩みなどを共有することで、対面セミナー参加前の確認と心構えができました。」「オンデマンドの教育のみでは理解不十分なところをしっかりフォローして頂けたと思う。」「参加したセッションひとつひとつが学びでした。講師の先生方のファシリテートに安心感を感じ、参加されている先生方の発言に気づきを得ることができました。」などの感想をいただきました。
★なお、他のroomの方の内容をご覧いたけるよう、ブレイクアウトセッションの各roomの録画をSlackのチャンネルに掲載しました。
◇ハーベストについて
各ブレイクアウトセッションでの収穫を、全体会で発表しシェアしました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「対面セミナーで何を学びたいのかを先生方と共有することができ、参加前の不安を解消することができました。」「オンラインであること。また、時間にも制約がありますので、様々な議論はできましたが、もっともっと議論を尽くしたくなるところで、終了となりましたが、一定程度の結論を導きたすところまで出来たと思います。ただし、それ以上の議論は、対面の研修で行うことができるところまで導き出せたので、対面での議論が待ち遠しくなるものでした。」との感想をいただきました。

ご参加の皆様と記念撮影!! いい笑顔です♪♪♪
対面セミナー<8月18日(月)~19日(火)>
【開会式】
挨拶
大学セミナーハウス 山本眞一担当常務理事
趣旨説明
大学教員研修セミナー 菊地滋夫運営委員長
開会式:多目的ホールにて
開会式:運営委員・講師
【セッションA】第1日目(8月18日実施)
アクティブ・ラーニングに向けた関係性作り
SPAファシリテータ 佐藤順子
佐藤順子講師
アクティブラーニングに向けた関係性作りのため、アイスブレイクとしていくつかのゲームを行いました。
特に受講生の中で好評だったのは「ゴジラが来たぞ!」
ゴジラ役の佐藤先生がゴジラのテーマに合わせて、一つだけ空いた椅子にゆっくり移動。受講生は2グループに分かれ、その席をゴジラに取られないよう他の椅子から順に移動します。メンバー同士で声を掛け合い、作戦を立てて、30秒間ゴジラに椅子を取られないよう頑張りました。
1時間半があっと言う間に過ぎ、セッションが終了する頃には、共通の目的に取り組む「仲間」になっているようでした。
特に受講生の中で好評だったのは「ゴジラが来たぞ!」
ゴジラ役の佐藤先生がゴジラのテーマに合わせて、一つだけ空いた椅子にゆっくり移動。受講生は2グループに分かれ、その席をゴジラに取られないよう他の椅子から順に移動します。メンバー同士で声を掛け合い、作戦を立てて、30秒間ゴジラに椅子を取られないよう頑張りました。
1時間半があっと言う間に過ぎ、セッションが終了する頃には、共通の目的に取り組む「仲間」になっているようでした。
「ゴジラが来たぞ!」
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「セミナー前の緊張や不安を一気に払拭してくださいました。同時に、入学時のオリエンや自身の授業導入時など、いかにアイスブレイクが必要なのか、またその効果的な方法について、学生の立場になって考えることができました。」「初めての参加でしたし、ほとんどの先生方とは初対面でした。実際に現地に赴きますと、リアルな緊張感を感じていましたが、とてもユニークなゲーム形式による関係性作りは、本当に感動しました。「なんじゃもんじゃゲーム」は、一見すると簡単ですが、お互いの理解とコミュニケーションの大切さを気づかせるもので、大変素晴らしいものでした。」「ゴジラはとても良かったです。9月のゼミ合宿で早速チャレンジしてみます。」「全く知らないアイスブレイクで面白かったです。緊張を解きほぐすのにとても良かったです。私自身も取り入れてみたいと思いました」等の感想を多数いただきました。
参加者からは、「セミナー前の緊張や不安を一気に払拭してくださいました。同時に、入学時のオリエンや自身の授業導入時など、いかにアイスブレイクが必要なのか、またその効果的な方法について、学生の立場になって考えることができました。」「初めての参加でしたし、ほとんどの先生方とは初対面でした。実際に現地に赴きますと、リアルな緊張感を感じていましたが、とてもユニークなゲーム形式による関係性作りは、本当に感動しました。「なんじゃもんじゃゲーム」は、一見すると簡単ですが、お互いの理解とコミュニケーションの大切さを気づかせるもので、大変素晴らしいものでした。」「ゴジラはとても良かったです。9月のゼミ合宿で早速チャレンジしてみます。」「全く知らないアイスブレイクで面白かったです。緊張を解きほぐすのにとても良かったです。私自身も取り入れてみたいと思いました」等の感想を多数いただきました。
【セッションB】第2日目(8月19日実施)
多様性と共生・協働のための探究型アクティブ・ラーニング
諏訪茂樹(東京女子医科大学統合教育学習センター特任准教授)
セッションB:グループワーク
自分とは異なる他者とも相互理解を深め、共生・協働することにより、課題を効果的に解決する探究型学習の方法を解説していただきながら、受講者にはワークで実際に体験していただきました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「先生のお話しの仕方、そして進め方は、どれをとっても素晴らしいものでした。協調、協働の大切さ、そして、他者視点を大事にし、自分以外の意見にも耳を傾けて、お互いの理解の大切さを理解することが出来ました。それを、あるアンケートを通して気づかせて頂き、楽しく学ぶことが出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」「一つ一つの作業に意味(講師の先生の意図や伝えたいこと)を明確に感じ、有意義に思いました。また共同作業を通じて、他の先生方との関係も深まったと感じました。 欲を言えば、講師への質問する時間が欲しかったです。」「とても参考になりました.応用して授業でも取り入れてみたいと思います。」「医療や看護の視点でたとえ話をたくさんしてくださったので理解・納得しやすかったです。」「実技を通じて共生・協働の効果を実感することが出来た。自分の学生のアイスブレイクに活用できるのではないかと思う。」等の感想をいただいています。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「先生のお話しの仕方、そして進め方は、どれをとっても素晴らしいものでした。協調、協働の大切さ、そして、他者視点を大事にし、自分以外の意見にも耳を傾けて、お互いの理解の大切さを理解することが出来ました。それを、あるアンケートを通して気づかせて頂き、楽しく学ぶことが出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」「一つ一つの作業に意味(講師の先生の意図や伝えたいこと)を明確に感じ、有意義に思いました。また共同作業を通じて、他の先生方との関係も深まったと感じました。 欲を言えば、講師への質問する時間が欲しかったです。」「とても参考になりました.応用して授業でも取り入れてみたいと思います。」「医療や看護の視点でたとえ話をたくさんしてくださったので理解・納得しやすかったです。」「実技を通じて共生・協働の効果を実感することが出来た。自分の学生のアイスブレイクに活用できるのではないかと思う。」等の感想をいただいています。
〖分科会について〗〖ポスターセッションについて〗
〖分科会について〗
本セミナーでは、参加者の興味に応じて2つのテーマに分かれての分科会を開催します。
分科会では、参加者・講師の垣根を越えて事例紹介や対話を行い、これからの大学教育が直面する課題にどう取り組むか、そして新たな可能性をいかに広げていくかを少人数で深く考える場としています。
〖ポスターセッションについて〗
一人ひとりの教員のみなさんが、大学教員研修セミナーで学んだことを参考にして、どのように授業をアップデートしていくのかのアイディアをポスターセッション形式で発表し、参加者同士で議論します。
本セミナーでは、参加者の興味に応じて2つのテーマに分かれての分科会を開催します。
分科会では、参加者・講師の垣根を越えて事例紹介や対話を行い、これからの大学教育が直面する課題にどう取り組むか、そして新たな可能性をいかに広げていくかを少人数で深く考える場としています。
〖ポスターセッションについて〗
一人ひとりの教員のみなさんが、大学教員研修セミナーで学んだことを参考にして、どのように授業をアップデートしていくのかのアイディアをポスターセッション形式で発表し、参加者同士で議論します。
【分科会➀】第1日目(8月18日実施)
ファシリテータ:福山佑樹運営委員・澁川幸加講師
分科会➀グループワーク
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「他大学および他分野の先生方との情報交換がいかに大事かを再認識することができました。多様な授業改善のアイデアを得ることができ、ポスターセッションに向けたヒントを得ることができました。」「時間が短かった」「分科会1に参加したが、他の教員の方々との討議を踏まえ、抱えている課題を共有できたのは大変良かったと思う。」「他の先生方と意見交換できてよかった」等の感想をいただきました。
【分科会②】第1日目(8月18日実施)
ファシリテータ:菊地滋夫運営委員長・藤井恒人運営委員・諏訪茂樹運営委員
分科会②
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「分科会②に参加しました。この分科会の進め方がアクティブラーニングになっていて良い経験になりました。」「どちらの分科会にも参加したいところですが、より聞いてみたい方への選択も一つの大切な研修の学びと考えます。個人的に選択した分科会②では、ライオン・キリン・ゾウという3つのグループに分かれて、実戦形式であるテーマについて、協力しながら意見を導きだすものでしたが、自分以外の意見を聞くことで、学生への授業のあり方や地域貢献など、整理することができました。」「どちらかしか受けられないのが勿体ないと思いました。」「自己の課題を解決するヒントを得ることができ、さらに今後挑戦してみたい内容を考えることができました。」との感想をいただきました。
◇◇夜は情報交換会で交流を深めていただきました◇◇ 第1日目8月18日実施
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「分科会でご一緒でなかった先生方と情報交換したり、またセミナーのテーマ以外の学内の悩みなども共有することができ、とても良い時間でした。」「食事をしながら、もちろんアルコールも入りながら、遠慮することなく、多くの先生方から知見を得ることが出来ました。個人的に話しをすることが好きな方ですので、気兼ねなくコミュニケーションを行うことが出来る情報交換会の場は、重要であると感じております。」「食事の質が高い! 座席の配置もいろんな人と話すのに向いており、有意義な時間となりました。」「他分野の先生とのお話は楽しかったのですが、ポスター発表の後に情報交換会を実施すれば、夜の議論がより盛り上がったかもしれません。」「ざっくばらんにお話しができ、有意義でした。」などの感想をいただきました。
【ポスターセッション】8月18日準備、8月19日発表
進行担当 田原真人運営委員

8月18日

ポスターセッション 準備
8月19日 ポスターセッション 発表
進行ファシリテータの田原真人運営委員の下、参加者の皆さんが、このセミナーで学んだことを参考にして、どのように授業をアップデートしていくのかのアイディアをポスターセッション形式で発表し、参加者同士で議論していただきます。
第1日目に準備し発表資料を提出。第2日目に、1ローテーションを8人で発表27分で3回行いました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「単なる一方通行の発表形式ではなく、セッション方式であることで、その場で先生方と意見交換をしながら、新たな改善方法を見つけることができ、とても有意義でした。但し、時間の都合上、全ての先生方の内容を聞くことができず、残念です。」「時間が不足でした、もう少し長くてもいいのかも。どの先生がどのような内容なのかわからないまま、スタートしたので2つしか回れなかった」「1人の人と長く話すと,全員分(7人)は見られなくなってしまう.4分おきにベルを鳴らして,次のポスターへ移動させた方が良いかもしれない」「ポスターセッション自体には極めて満足しているが、掲示場所が悪くてオーディエンスが集まらず、自分の作案に対する意見や評価を十分に聞くことが出来なかったのは残念。」というご意見の他、「当初は、どこまで出来るものなのか、不安がありました。しかしながら、ポスターセッションに行き着くまでに、すでに頭の中で整理が出来てきており、それを一つ一つ書き出してみて、まとめることで、自分の中での構想が整理することができました。大変貴重な経験をすることが出来ました。」という感想もいただきました。
第1日目に準備し発表資料を提出。第2日目に、1ローテーションを8人で発表27分で3回行いました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「単なる一方通行の発表形式ではなく、セッション方式であることで、その場で先生方と意見交換をしながら、新たな改善方法を見つけることができ、とても有意義でした。但し、時間の都合上、全ての先生方の内容を聞くことができず、残念です。」「時間が不足でした、もう少し長くてもいいのかも。どの先生がどのような内容なのかわからないまま、スタートしたので2つしか回れなかった」「1人の人と長く話すと,全員分(7人)は見られなくなってしまう.4分おきにベルを鳴らして,次のポスターへ移動させた方が良いかもしれない」「ポスターセッション自体には極めて満足しているが、掲示場所が悪くてオーディエンスが集まらず、自分の作案に対する意見や評価を十分に聞くことが出来なかったのは残念。」というご意見の他、「当初は、どこまで出来るものなのか、不安がありました。しかしながら、ポスターセッションに行き着くまでに、すでに頭の中で整理が出来てきており、それを一つ一つ書き出してみて、まとめることで、自分の中での構想が整理することができました。大変貴重な経験をすることが出来ました。」という感想もいただきました。
【AI共創ワークショップ】
ファシリテータ 田原真人 運営委員
ポスターセッションの授業アイディア資料をAIに読み込ませて統合し、大学教員研修セミナーを通してどのような学びの収穫があったのか抽出しました。また、それを手がかりにワールドカフェ形式で対話を行いました。
ワークショップの様子
AIによって抽出された受講者21名の「問題意識」と投げかけた「問い」は次の通りです。
「問題意識」
①AI時代の教育の質保証
②学びの主体化と多様性への包摂
③教員の持続可能性
④大学の社会的役割
「問い」
「学生が主体的に学ぶ授業をどう実現するか」
「知識伝達を超えて対話や実践をどう組み込むか」
「学びの成長をどのように評価するか」
「授業改善を個人任せにせず、大学全体でどう支えるか」
「問題意識」
①AI時代の教育の質保証
②学びの主体化と多様性への包摂
③教員の持続可能性
④大学の社会的役割
「問い」
「学生が主体的に学ぶ授業をどう実現するか」
「知識伝達を超えて対話や実践をどう組み込むか」
「学びの成長をどのように評価するか」
「授業改善を個人任せにせず、大学全体でどう支えるか」
田原真人 運営委員
これらの「問題意識」と「問い」をもとにAIが提示した問1は、以下のようなものでした。
問1「大学教育が“AIによって壊れる”としたら、それはどんな部分ですか?逆に、“壊れた方がいい”部分はありませんか?」
参加者は6グループに分かれて対話し、その内容のメモを再びAIに入れると、AIは問2の候補を3つ生成しました。その中で参加者が選んだのは以下の問いでした。
問2「あなたの学生時代にあった“AIでは壊せない学び”って何でしたか?いまの学生に、それは必要ですか?」
6グループのメンバーをシャッフルして対話した後、同様に対話のメモを作り、AIに入れて問3の候補を3つ生成しました。参加者からはもっと違った問いを探求したいという声が上がったので、AIとやり取りした後、最終的に次の問いで対話することになりました。
問3 「もし10年後の学生が“あの授業が自分を支えてくれた”と語るとしたら、それはどんな要素が残っていたからでしょうか?」
問3の対話メモをAIに入れると、AIは全体の対話の流れを整理してハーベストの問いを作りました。
「あなたがこれから設計する授業が、“10年後の誰かの支え”になるとしたら、どんな“余白”や“ゆらぎ”を残しますか?」
最後に、参加者一人一人が、この問いについて、そして本セミナーの感想を一言ずつ語りました。多くの参加者が収穫の大きさを述べており、本セミナーの高い満足度がうかがえました。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
参加者からは、「生成AIとディスカッションを通じて、今の課題と方向性を確認できました。ゴールが見えないワークショップで斬新に感じました。ワークショップの具体的方法を、事前にご教示いただけると、参加モチベーションが向上すると思います。」というご意見の他、「AIの新しい使い方を見せていただいた.また,講師の方のAIへのクエリの投げ方,背景説明の仕方を見ていて,自分のAIの使い方が変ではないことも分かり,それも収穫。」「AIチューターは、オンライン講義で教授いただきましたが、その活用を見ることができ、驚きました。セミナーの最後に、今後の未来像をテーマにワールドカフェ方式で実施することで、これまでお話できなかった先生とご意見を交換することができ、とても有意義でした。」「AIの可能性を、自分たちの討議結果を纏めさせることで実感できたのは得難い経験だった。正直言って、AIの潜在力の高さに寒気を感じるほどであった。」という感想もいただきました。
【閉会式】
閉会挨拶:菊地滋夫運営委員長
最後に、大学教員研修セミナー運営委員長の菊地滋夫先生から参加証明書を授与していただき、記念撮影の後、閉会となりました。
運営委員の先生方には、企画立ち上げから、当日の講師まで務めていただき本当に感謝申し上げます。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
また、全国からご参加いただいた皆様からは、
「参加した理由は、①大人数の授業デザインの方法、②生成AIの活用方法でしたが、この2点以上にさまざまなヒント(アイスブレイクの効果的な手法など)を得ることができ、参加した意義がありました。オンデマンド→オンライン→対面セミナーというプログラムの方法についてもとても効果的だと感じます。また、他大学および他分野の先生方との情報交換がいかに大事かを再認識することができました。」
「体力的に厳しそうで参加するかどうか悩みましたが、参加して本当に良かったです。」
「今回は、「アクティブ・ラーニングと生成AI、変貌する大学像」というテーマでの研修でしたが、その枠にとらわれることなく、様々な議論を行うことが出来たと思っております。それは、佐藤順子先生(さとじゅん先生)の関係性作りに始まり、講師の先生方のお話し、様々な課題に対しての取り組み、そして、情報交換会などを通しての多くの先生方とのコミュニケーションといった、複数の内容を通じて、「気づき」の連続を得る体験型アトラクションを味わった思いです。本当に有意義な2日間でした。本当に感動しております。ありがとうございました。」
「極めて有意義なセミナーであった。教員1年目であり、自分の講義のやり方がこれでよいのか不安に思うとともに、AIやALなど新しいものを取り入れていかなくてはならないという、従来環境からの大きな変化に直面する中で、同じ課題を持つ教員の方々と意見を交換する機会を得たことは、今後の自分の講義の充実にとって大変役立つものがあった。 セミナーを設定して下さった先生や事務局の方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。」
など、多くの感想をいただきました。
このセミナーが、ご参加いただいた大学教員の方々の今後の一助になれば幸いです。
運営委員の先生方には、企画立ち上げから、当日の講師まで務めていただき本当に感謝申し上げます。
参加者からのご意見、ご感想(アンケートより)
また、全国からご参加いただいた皆様からは、
「参加した理由は、①大人数の授業デザインの方法、②生成AIの活用方法でしたが、この2点以上にさまざまなヒント(アイスブレイクの効果的な手法など)を得ることができ、参加した意義がありました。オンデマンド→オンライン→対面セミナーというプログラムの方法についてもとても効果的だと感じます。また、他大学および他分野の先生方との情報交換がいかに大事かを再認識することができました。」
「体力的に厳しそうで参加するかどうか悩みましたが、参加して本当に良かったです。」
「今回は、「アクティブ・ラーニングと生成AI、変貌する大学像」というテーマでの研修でしたが、その枠にとらわれることなく、様々な議論を行うことが出来たと思っております。それは、佐藤順子先生(さとじゅん先生)の関係性作りに始まり、講師の先生方のお話し、様々な課題に対しての取り組み、そして、情報交換会などを通しての多くの先生方とのコミュニケーションといった、複数の内容を通じて、「気づき」の連続を得る体験型アトラクションを味わった思いです。本当に有意義な2日間でした。本当に感動しております。ありがとうございました。」
「極めて有意義なセミナーであった。教員1年目であり、自分の講義のやり方がこれでよいのか不安に思うとともに、AIやALなど新しいものを取り入れていかなくてはならないという、従来環境からの大きな変化に直面する中で、同じ課題を持つ教員の方々と意見を交換する機会を得たことは、今後の自分の講義の充実にとって大変役立つものがあった。 セミナーを設定して下さった先生や事務局の方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。」
など、多くの感想をいただきました。
このセミナーが、ご参加いただいた大学教員の方々の今後の一助になれば幸いです。

【記念撮影】皆様、お疲れ様でした。
◆対面セミナーショートムービー(40秒)
大学教員研修セミナー運営委員
<委員長>
菊地 滋夫(明星大学人文学部教授)
<委員>
諏訪 茂樹(東京女子医科大学統合教育学修センター特任准教授)
福山 佑樹(関西学院大学ライティングセンター教授)
藤井 恒人(東京農工大学グローバル教育院教授)
田原 真人( IAF JAPAN 理事、参加型社会学会理事、デジタルファシリテーション研究所代表)
※所属及び役職は2025年4月1日現在
菊地 滋夫(明星大学人文学部教授)
<委員>
諏訪 茂樹(東京女子医科大学統合教育学修センター特任准教授)
福山 佑樹(関西学院大学ライティングセンター教授)
藤井 恒人(東京農工大学グローバル教育院教授)
田原 真人( IAF JAPAN 理事、参加型社会学会理事、デジタルファシリテーション研究所代表)
※所属及び役職は2025年4月1日現在
お問い合わせ
公益財団法人 大学セミナーハウス・セミナー事業部
TEL:042-677-0141(直)FAX:042-676-1220(代)
E-mail:seminar@seminarhouse.or.jp
URL:https://iush.jp/
〒192-0372 東京都八王子市下柚木1987-1
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