セミナー・イベント

第9回EUセミナー「《コロナ危機以後》の世界秩序とEUの将来」は今年の特別事情により非開催で来年同時期に開催する予定です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

期日 未定
対象 大学生、留学生、高校生、社会人
定員 未定
参加費  
会場 大学セミナーハウス(東京都八王子市下柚木1987-1)
※交通案内はこちら
申込方法 未定
申込締切 未定
主催 公益財団法人 大学セミナーハウス
後援 駐日欧州連合代表部
●当法人は新型コロナ感染症対策として様々な取り組みを行っております。
 詳しくはこちらをご覧ください。

開催趣旨

新型コロナウィルスの感染が世界を席巻しています。医学の発達した今世紀、これほどの広範な感染拡大は想像もできなかったことです。ウィルスの猛威を前にnew normalという新たな言葉まで生まれました。それは日常生活から国際秩序に至るまでの価値観や行動様式の変化をもたらすかもしれません。そうした中でのBREXITは予定通りに進むのか。欧州経済の立ち直りのカギはどこにあるのか。そして欧州統合はどこに向かうのか。そうした点について議論します。
(企画委員長 渡邊啓貴 )
 

第1分科会 《コロナ危機以後》のEU経済と経済政策
講師:日本大学経済学部准教授 太田 瑞希子
   中央大学経済研究所客員研究員・東北大学名誉教授 田中 素香

欧米は新型コロナ危機の中心地となり、EU加盟各国の経済は経済封鎖により大きく落ち込んだ。財政赤字・公的債務も膨大化している。EUは安定・成長協定にこだわらないと決めたものの、加盟国は当初国境封鎖など「わが国大事」で動き、イタリアやスペインなど苦しむ南欧諸国の支援を後回しにした。EUの連帯が、そしてその存在意義そのものさえも問われた。連帯行動は徐々に拡大しているが、南北の対立など多くの課題を残す。第1分科会では、新型コロナ危機による経済の落ち込みを分析し、落ち込む経済に対して、加盟各国、ECB、それにEUがどのような政策を打ち出しているのか、その効果はどうなのか、またEUの分断についてどう見るべきかなどを考察する。

第2分科会 《コロナ危機以後》のEUの感染症・公衆衛生政策とガバナンスの変容
講師:早稲田大学政治経済学術院教授 福田 耕治
   東海大学政治経済学部講師 武田 健

EUの保健・医療・公衆衛生政策と越境感染症問題に焦点を当てる。欧州委員会は、20201月新型コロナ感染症対策のために「市民保護メカニズム」を発動し、EUと加盟国の共同出資で防護用支援物資を中国に送り、WHOに対し11400万ユーロ支援し、新型コロナ対策本部を設置した。新型肺炎の爆発的拡大に伴い、EU諸国ではロックダウンや越境移動制限が課せられたが、それらの政治・経済・社会的含意についても考えてみたい。

第3分科会 《コロナ危機以後》の変容する国際秩序とEU
講師:東洋英和女学院大学国際社会学部長・教授 小久保 康之
   帝京大学法学部教授・東京外国語大学名誉教授 渡邊 啓貴

コロナ危機は国際秩序にどのような影響をもたらすのであろうか。各国が自国防衛に走り、国際協調の流れは押し留められるのか。いち早く感染終息を宣言している中国は新たな国際秩序の中でどう振る舞うのであろうか。経済活動への影響は、国際秩序にどのような力関係の変容をもたらすのであろうか。そのようなコロナ危機の中で、EUは内部の連帯を維持し、国際社会への影響力を保持していけるのか。皆さんと議論したいと思います。

第4分科会 EU新体制と産業政策---グリーンディール
講師:立教大学経済学部教授 蓮見 雄
   獨協大学経済学部非常勤講師・元外務省経済局国際経済課課長補佐 明田ゆかり

昨年末に発足した新欧州委員会が打ち出した欧州グリーンディールは、2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目指す気候変動政策だが、同時にグリーンエコノミーにおけるイノベーションを推進し、産業構造を転換し、新たな雇用を生み出そうとする産業政策でもある。これは、コロナ危機後に必要とされる大規模な産業政策の柱になるものであり、この欧州グリーンディールに焦点を当てながらEUの将来についてともに考えていきたい。

EUセミナー企画委員

渡邊 啓貴(委員長・帝京大学法学部教授・東京外国語大学大学院名誉教授)
太田 瑞希子(日本大学経済学部講師)
押村 高(青山学院大学副学長・国際政治経済学部教授)
小久保 康之(東洋英和女学院大学国際社会学部長教授)
武田  健( 東海大学政治経済学部講師)
田中 素香(中央大学経済研究所客員研究員・東北大学名誉教授)
中西 優美子(一橋大学大学院法学研究科教授)
蓮見 雄(立教大学経済学部教授)
福田 耕治(早稲田大学政治経済学術院教授)

 

お問合せ

公益財団法人 大学セミナーハウス セミナー事業部
〒192-0372 東京都八王子市下柚木1987-1
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